築28年セキスイハイムの最終升が氾濫

三重県で管理している家にお住いのお客様より、
汚水が溢れてきたと連絡がありました.
家の点検修理をお願いしている
セキスイファミエスさんに連絡を至急とり
対応をお願いいたしました。

玄関アプローチ内にある立ち上げ最終升から逆流


下水管は口より50cm以上も下にあるのですが、
ここまで上がってくるのは
尋常ではありません。

洗管ホースなどで対応してみるものの
固いものが奥にあり手掛かりがつかめません。
汚水がいっぱいでファイバースコープも
役に立たない状況です。

日を改めて、詰まっているとみられる箇所を
掘り返す事になりました。
住んでいただいているお客様には、
大変なご不便をおかけいたします。

アスファルトをめくり
下水管を露出させます。

そこには、なんと
常滑焼の古い土管が
下水管に使われていました。

7年間、常滑市で仕事を
していましたからこんな
形で常滑焼に再会するとは
驚きでした。

苦労して土管を取り出していただきました。
そこには驚くべき光景が。

下水管の詰まりの正体は?

土管の中は木の根っこが

下水管の継ぎ目から、木の根っこが忍び込み
土管の中を占領していたのです。

この家は、周囲に家がなく雑木や雑草に囲まれているので
隣の敷地の雑木が大きくなり、根を伸ばしてきていたのです。

木の根は、水分を求めて土の中をさまよいます。
土管の中に水気を感じ取り、最初は繊毛のような根が
土管の周りに巻きつき、継ぎ目の隙間から侵入を
始めたものと思われます。

そして侵入に成功すると、次第に根を太くしていき
土管の中を占領するまでになったのでしょう。

でもこの継ぎ目部分だけを取り除いても
まだ根が残っていると考えられます。


ファイバースコープで配管の中をさらに探索

ある程度の根を取り除き水を流してみます。
よく流れるものの、まだ根が残っているかもしれません。

そこでファイバースコープで管の中をさらに
探索します。

まだ何か詰まっているようです。
さらに奥の土管を掘り返す事になりました。

アプローチ階段を崩し、土管を取り除くと
最終升から伸びたパイプが出てきました。

これで根を完全に排水管から取り除くことができました。

新しい排水管をつなぎます。
こんな自在継手があるんですね。

なんかロボットみたいです。

あとは復旧工事
思ったより大工事になりました。

対応していただいた
(株)伊賀住宅設備の皆様
(株)セキスイファミエス近畿営業所の方々に感謝いたします。

排水管の洗浄は、戸建でも毎年行った方が良さそうです。
なぜなら、最終升に向かう升を点検した所
汚れだけではなく、
繊毛のような根が管の中にやはり侵入していたからです。

排水管は、普段なかなか顧みない箇所かと思います。
でもこのような大工事に至りかねません。

普段からチェックなさることをお勧めします。
近所や庭に木が茂っているなら、根が配管の中に
侵入することは大いに考えられます。

定期的にお手入れされるなら、安く済ませられます。
難しく思われるなら、お手伝いさせていただきます。

ご相談ください。