「掃除しなきゃと思っているのに、なかなかやる気が出ない……」
そんな経験はありませんか?
キッチンの油汚れ、トイレの掃除、浴室の水垢。気になってはいるものの、つい後回しにしてしまう。
実は、掃除を後回しにしてしまうのには、家事ならではの理由があるのかもしれません。
先日、テレビ番組『ホンマでっか!?TV』で掃除に関する話題が取り上げられていました。
その中で特に興味深かったのが、掃除には期限がないこと、そして臭いや香りが掃除を始めるきっかけになることです。
今回は、神戸市を中心にハウスクリーニングを行っているクリーンハンター.comが、日々の清掃現場で感じていることも交えながら、掃除のやる気を引き出す方法をご紹介します。
掃除が後回しになるのは「期限がない家事」だから?
毎日の家事を思い浮かべてみてください。
- 料理は、食事の時間までに作る必要があります。
- 洗濯は、着る服がなくなる前に済ませたいものです。
- ゴミ出しは、決められた曜日や時間があります。
ところが、掃除はどうでしょうか。
今日キッチンの換気扇を掃除しなくても、明日すぐに困るとは限りません。
浴室の鏡に水垢がついていても、お風呂には入れます。
つまり、掃除は「今日やらなくても何とかなる家事」になりやすいのです。
だからこそ、掃除を始めるためには、自分で期限を作るという工夫が役立ちます。
例えば、週末に友人を家に招く予定を立てる。
「土曜日までにリビングをきれいにしよう」
こうして期限が決まると、掃除に取りかかる理由が生まれます。
もちろん、誰かを招く必要はありません。
「日曜日の午前中にトイレを掃除する」「月末に換気扇のフィルターを確認する」など、自分なりの予定を決めておくだけでもよいでしょう。
掃除のきっかけは「臭い」から始まることも
掃除を始めるきっかけとして、もう一つ身近なのが「臭い」です。
例えば、トイレに入ったときに感じる嫌な臭い。
キッチンの排水口から漂ってくる生ゴミのような臭い。
普段はそれほど気にしていなくても、嫌な臭いがすると、
「そろそろ掃除しなきゃ!」
という気持ちになることはありませんか?
実は、私たちの清掃現場でも同じことがよくあります。
エアコンクリーニングも臭いが依頼のきっかけに
エアコンクリーニングをご依頼いただくお客様から、よく伺うのが、
「エアコンをつけると嫌な臭いがするようになった」
というお悩みです。
それまでは気にしていなかったエアコン内部の汚れも、臭いが出ることで急に気になるようになります。
つまり、嫌な臭いは、掃除の必要性に気づかせてくれるサインの一つなのです。
ただし、ここで注意したいことがあります。
臭わないからといって、汚れていないとは限りません。
実際にエアコンを分解してみると、嫌な臭いはほとんどしないのに、送風ファンや熱交換器にカビやホコリが大量に付着していることがあります。
ですから、臭いが出るまで待つのではなく、冷房を使い終えた秋などに内部の状態を確認し、必要に応じてクリーニングの予定を立てることをおすすめしています。
トイレやキッチンの排水口も同じです。
嫌な臭いが発生する前に、定期的なお手入れを習慣にしておきたいですね。
柑橘系の香りが掃除のやる気スイッチになる?
嫌な臭いが掃除の必要性に気づくきっかけになる一方で、爽やかな香りが掃除を始めるきっかけになることもあるようです。
実は、柑橘系の洗浄剤の香りと掃除行動の関係を調べた心理学研究があります。
2005年に発表された研究では、柑橘系の洗浄剤の香りを嗅いだ人が、掃除に関連する概念を認識しやすくなったり、実験中に食べこぼしを片付ける行動が増えたりしたと報告されています。
これは、香りが掃除や清潔さを連想させ、行動に影響する可能性を示したものです。
もちろん、柑橘系の香りを嗅げば誰でも掃除のやる気が出るというわけではありません。
それでも、掃除を始めるのが面倒なときに、好きなレモンやオレンジの香りを取り入れてみるのは、試しやすい工夫ではないでしょうか。
お気に入りの音楽を「掃除開始の合図」にする
香りと同じように、音楽を活用する方法もあります。
例えば、好きな音楽をかけて、
「この曲が流れたら掃除を始める」
と決めておくのです。
掃除を始める前に、毎回同じ音楽を流す。
そんな小さな習慣が、掃除に取りかかる合図になるかもしれません。
音楽を聴きながら、まずは洗面台を拭く。次に鏡を磨く。
気がつけば、予定していた場所の掃除が終わっている。
そんなふうに、掃除を少しでも楽しい時間に変えられるとよいですね。
一度に全部掃除しない。小さな達成感を積み重ねる
私が清掃のプロとしておすすめしたいのは、最初から全部きれいにしようとしないことです。
例えば、キッチンの換気扇を掃除するとしましょう。
油汚れが広い範囲に付着していると、それだけで面倒に感じてしまいます。
そんなときは、掃除する場所を小さく区切ってみてください。
今日は換気扇の右半分だけ。
明日はコンロの周りだけ。
一カ所ずつ汚れを落として、きれいになった部分を確認する。
すると、小さな達成感が生まれます。
私たちが実際に換気扇をクリーニングするときも、汚れの状態や素材を確認しながら、場所を区切って作業を進めます。
一度に全部をきれいにしようとするより、目の前の一カ所を確実に仕上げる。
この考え方は、ご家庭のお掃除にも取り入れやすいと思います。
まとめ|掃除はやる気を待つより、始めるきっかけを作ろう
掃除を後回しにしてしまうのは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、掃除を始めやすくする工夫です。
- 掃除する日を決めて、自分で期限を作る
- 嫌な臭いが出る前に、定期的なお手入れをする
- 柑橘系の香りを取り入れてみる
- お気に入りの音楽を掃除開始の合図にする
- 一度に全部やろうとせず、小さな場所から始める
「やる気が出たら掃除する」のではなく、「掃除を始めるきっかけを自分で作る」。
これが、掃除を習慣にするための第一歩かもしれません。
そして、エアコン内部や洗濯機の奥、換気扇の内部など、ご家庭では掃除が難しい場所もあります。
そんな場所は無理をせず、専門業者に相談することも一つの方法です。
クリーンハンター.comでは、神戸市東灘区を中心に、エアコン・洗濯機の分解クリーニングや浴室・レンジフードなどの清掃を行っています。
毎日の掃除は無理なく続けて、手の届かない場所はプロに任せる。
そんなメリハリのあるお掃除をおすすめします。
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